家庭菜園をしていると
次から次へと
色々なことが起きます。
ベランダガーデンで
葉物が成長しています。
それを摘んで、飼っている
ハムスターにあげています。
我が家のハムスターは
基本的に何でも食べます。
特に、人間のジャンクフードが大好きです。
ポテトチップスを冗談で
ひとかけら与えたことがありますが
その時の、臭いを嗅ぎつけた時の
騒ぎと言ったら、ミツバチの巣箱を
ひっくり返したようでした。
バタバタと走り回って大騒ぎです。
思うに、油の臭いが原因だと思いますが。
さて、そんなハムスターですが
最近、ハム助のヒマワリの種の食べ方に
異変が起きました。
以前は、手当たり次第に食べていたのに
最近は、クンクンと臭いを嗅いで
選り好みしています。
ハッとしました。
ふと、先日読んだウサギの本を
思い出したからです。
「100問100答」シリーズの
ウサギバージョンです。
私は、ハムスターバージョンを
手元に置いています。
その、ウサギバージョンの中に
「パンを食べると、前歯がボロボロになる」
という、項目があったことを思い出したのです。
触るだけでボキッと折れてしまう程
ボロボロに弱くなってしまうそうです。
我が家のハムスターには
穀物好きなネズミの仲間だし
小麦粉製品だから大丈夫だろうと
時々パンを与えています。
我が子の、食べ残しが出た時に
もったいないからと与えていました。
(食パンの耳の角っ子を残すことがあります。)
だから、気になって
よ~く見ていると
ハム助は、決まって
クンクンと臭いを嗅いでいます。
臭いを嗅いで、いったい何が分かるのでしょう?
もしも、前歯が弱っているとすれば
上手にヒマワリの種の殻が剥けないはずです。
と、なれば、穴のあいたヒマワリの種や
欠けたヒマワリの種を探すはずです。
そこで、ハム助の鼻の先にある種の中から
欠けた種を見つけました。
クンクンと臭いを嗅いで・・・
これでも無い、あれでも無いと
どんどん嗅いでいます。
と、やっぱり!
欠けた種を手にとって
一生懸命殻をむき始めました。
パンを禁止して、様子を見ることにします。
ネズミの歯は、どんどん伸びて来るので
パンによる作用が、表面的な物であれば
きっと、治ります。
植物も、動物も、人間とは違います。
でも、通ずるところはあります。
「生きている」ことです。
育児も、子供の知識と
大人の知識は当然違いますから
考えることも、感じていることも違います。
だからこそ、面白いんですけどね。
いかんせん、高度な知恵を持って
挑んでくる我が子には
どこの家庭でも、忍耐を覚えることでしょう。
出来るだけ、自分との違いを知り
新鮮な発見を楽しみたいものですね。