ブラックペッパー(黒子抄)

戸田ゼミコラムのアーカイブです。このコラムはすでに連載を終了されています。

カテゴリ: 700回〜

家庭菜園をしていると
次から次へと
色々なことが起きます。

ベランダガーデンで
葉物が成長しています。

それを摘んで、飼っている
ハムスターにあげています。

我が家のハムスターは
基本的に何でも食べます。

特に、人間のジャンクフードが大好きです。
ポテトチップスを冗談で
ひとかけら与えたことがありますが
その時の、臭いを嗅ぎつけた時の
騒ぎと言ったら、ミツバチの巣箱を
ひっくり返したようでした。
バタバタと走り回って大騒ぎです。

思うに、油の臭いが原因だと思いますが。

さて、そんなハムスターですが
最近、ハム助のヒマワリの種の食べ方に
異変が起きました。
以前は、手当たり次第に食べていたのに
最近は、クンクンと臭いを嗅いで
選り好みしています。

ハッとしました。

ふと、先日読んだウサギの本を
思い出したからです。
「100問100答」シリーズの
ウサギバージョンです。
私は、ハムスターバージョンを
手元に置いています。
その、ウサギバージョンの中に
「パンを食べると、前歯がボロボロになる」
という、項目があったことを思い出したのです。
触るだけでボキッと折れてしまう程
ボロボロに弱くなってしまうそうです。
我が家のハムスターには
穀物好きなネズミの仲間だし
小麦粉製品だから大丈夫だろうと
時々パンを与えています。
我が子の、食べ残しが出た時に
もったいないからと与えていました。
(食パンの耳の角っ子を残すことがあります。)

だから、気になって
よ~く見ていると
ハム助は、決まって
クンクンと臭いを嗅いでいます。
臭いを嗅いで、いったい何が分かるのでしょう?
もしも、前歯が弱っているとすれば
上手にヒマワリの種の殻が剥けないはずです。
と、なれば、穴のあいたヒマワリの種や
欠けたヒマワリの種を探すはずです。

そこで、ハム助の鼻の先にある種の中から
欠けた種を見つけました。
クンクンと臭いを嗅いで・・・
これでも無い、あれでも無いと
どんどん嗅いでいます。
と、やっぱり!
欠けた種を手にとって
一生懸命殻をむき始めました。

パンを禁止して、様子を見ることにします。
ネズミの歯は、どんどん伸びて来るので
パンによる作用が、表面的な物であれば
きっと、治ります。

植物も、動物も、人間とは違います。
でも、通ずるところはあります。
「生きている」ことです。
育児も、子供の知識と
大人の知識は当然違いますから
考えることも、感じていることも違います。
だからこそ、面白いんですけどね。

いかんせん、高度な知恵を持って
挑んでくる我が子には
どこの家庭でも、忍耐を覚えることでしょう。

出来るだけ、自分との違いを知り
新鮮な発見を楽しみたいものですね。

家庭菜園をしていると
次から次へと
色々なことが起きます。

植物が水を吸収する仕組みを
知りたくなりました。
人間の体とは違いますが
似た部分があれば、面白いと思います。

と、いうのも
実は、熱中症になったからなのです。
日差しも弱くなり
秋の風も吹き始め
熱いとはいえ
梅雨明けの時の、蒸し暑さとは
随分違います。
草取りもしていたので
多少の自負もありました。

何をしていたのかといえば
「バレエ」です。
6月頃から、月に1度バレエの先生が
東京から、こんな三河の地まで
レッスンに来て下さるのです。
普段のレッスンも、名古屋の先生なので
しっかりしていますが
東京の先生は・・・
さすが東京と感じてしまいます。
シニア向けの健康の為のクラスなので
コンクール狙いの若者向けのレッスンよりも
かなり難易度を落として下さっていますが
「美」への追求が「極み」に達しています。
指先から、頭の角度
足の角度・・・
この先生について
バレエとは、基礎のうちからも
個々の美しさを追求していく芸術なのだと
初めて、分かった気がします。

そんなわけで
夢中になってレッスンを受けます。
ちなみに、私の動きは田んぼの中に
案山子が並んで、おっとっと~と
必死になって立っているところを想像して下さい。
先生は、舞台でライトを浴びて
ロマンティックチュチュという
踝まである、薄い紗を何枚も重ねた
スカートを穿いて
ジゼルに登場する、妖精の女王そのものです。
たまたま、マネキン人形よりも
プロポーションの美しい先生で
それはそれは、先生がお手本を踊ってくれる時は
側で見ているだけで
至福の瞬間です。
その後、真似をするのですが
地獄絵蒔きが広がります!
鬼のような形相でドスドスと・・・は
言い過ぎですが
まぁ、それくらい先生は美しいです。
バレエを踊る為に生まれたような
容姿に恵まれた先生だと感じています。

さて、何回も話が逸れてしまいますが
熱中症になったのは、帰宅後です。
すぐに筋肉痛が出始め
眠くなったので
横になって睡眠をとろうとしました。
それが、体中が痛くなってしまい
指先から足の先まで
筋肉痛になっているのです。
それでも、帰宅後の昼食で
漬け物を食べたり
ポカリスエットも飲んだので
休んでいれば大丈夫なはずです。

夜には、元気になりましたが
今度は、昨夜のママさんミニバレーの
筋肉痛が出始めたようです。

でも、熱中症でも筋肉痛になるんですね。
病院には行かなかったので
実は、本当に
ただの筋肉痛かもしれませんが
インターネットを調べると
「筋肉痛」も症状に載っていたので
夏は、とにかく
塩分を多めに取りましょう。
ドクター制限のある方も
夏場は、少し多めに摂取できるように
指示されているのでは
ないでしょうか?
最近、漬け物を食べるようにしていますが
自然の理にも適っていますね。
改めて、和食の素晴らしさを再認識しました。
地球温暖化にお漬物を!?

家庭菜園をしていると
次から次へと
色々なことが起きます。

オジギソウがピンクの花を咲かせています。
こんな痩せた土で、水も無く
よく育ってくれたと
その生命力に感心させられます。

ただし、このオジギソウは
江戸時代後期にオランダ船によって
日本に持ち込まれたと言われています。
ちなみに、原産はブラジルなので
日本国内では、冬に枯れてしまいます。
沖縄では、多年草として大きく成長するようです。
が、茂みになると、棘がある為
やっかいな植物でもあります。

そうか。
冬になって枯れるお蔭で
こんな可憐で、恥ずかしがり屋の
小さなオジギソウだと思われているんですね。
成長した姿が、ふと
見てみたくなりましたが
ここは、ちょっと我慢です。
怖い物見たさですから。

あと、植え替えた土の悪さにビックリして
葉っぱを真っ赤に
花を一つも咲かせることが
出来なくなっていた
サンパチェンスが、お盆を過ぎてから
再び、花を咲かせ始めています。
どうやら植物達が
元気な季節が、再び巡ってきたようですね。

残暑は続きますが、日差しは弱くなりましたよね。よし!

家庭菜園をしていると
次から次へと
色々なことが起きます。

家庭菜園仲間に
モロヘイヤをいただきました。

別名:シマツナソ、タイワンツナソ、ジュート
シナノキ科の一年草本

若芽を摘んで食べることができます。
我が家では、お味噌汁に入れて食べています。

2~3mに成長するというので
興味が出て調べてみました。

すると・・・
果実に毒があることが分かりました。

強心作用のあるステロイド類
ストロフェチジンという
強心配糖体を含んでいます。
つまり、摂取すると
鬱血性心不全を起こし
死亡することもあります。

好奇心で、果実を炒めて食べたり・・・
うっかりしてしまいそうですが
皆さん、気をつけましょうね。

勿論、若芽は安全で
栄養も豊富です。

家庭菜園をしていると
次から次へと
色々なことが起きます。

こんなことがありました。
図書館に登録されている
個人情報が、改ざんされていたのです。
当然、私の知らないところで
起こった出来事なので
非常に不気味に感じました。

と、いうのも
現在は、インターネットが普及している為
金融関係でも本人確認として
まず最初に、生年月日や住所で照会します。

悪用しようと思ったら
色々な方法があるのです。

ましてや、図書館には
パートタイム勤務も存在しますから
色々な人が出入りする確立が高くなります。
また、防犯意識が低く感じます。

まぁ・・・生活の範囲内の
住所・氏名・生年月日くらいは
誰が閲覧しても困らないでしょう。
また、閲覧しても
犯罪を起こそうと考えでもしない限り
知り得た情報を元に
行動を起こすことも無いでしょう。
だから、信頼して個人情報を預けています。

勿論、図書館側からすれば
「本を無償で貸し出すのだから
 当たり前」
となります。

私も、特に考えたこともありませんでした。

が、実際に自分の情報が
全く知らないところで改ざんされてしまうと
一応、犯罪に繋がっていないのかどうか
確認しなくてはなりません。

使用者の凡ミスや
コンピューターが誤算した場合なども
考えられるので
自分が図書館員になったことを想定して
手順を想像し
一つずつ、疑問を解決していきました。

結果、やっぱり誰かが
故意に改ざんしたことが分かり
後日、改ざんした本人から
連絡をいただけることになりました。

勿論、私も、事なかれ主義の日本人ですから
本音を言ってしまえば
何となく、適当にうやむやに過ごし
別に、担当者からの連絡なんて
不要だと思いました。

ただ、もう30代も半ばですから
そろそろ社会的に責任のある40代に向けて
相手に、きっちり確認させるという行動を
とってもよいかな?と
そんな気になりましたので
しっかりと調べた上で、連絡をするように
お願いしておきました。

そして、担当者から連絡が来ました。
結局、私のミスが原因でした。

1.引っ越しの時に、住所変更を忘れた
2.遅延した
3.1度、電話をかけてきたときに
  出られなかった
4.着信履歴を見て、折り返し電話を
  しなかった

問題は2です。

私としては、情報が勝手に改ざんされた原因が
分かれば充分なのですが
どうも、最初から
お役所仕事のような口調で
利用者の「非」ばかりを
強調し過ぎな感じがあります。
まぁ、クレームを付けて来た相手に対して
責め立てられない様に
用心しているのでしょうけど
ちょっと、威張り過ぎですよ・・・
なんて思いながら相槌を打ちます。
そこは、ちょっとばかり我慢して
相手の話を聞くべきです。

すると、・・・・住民基本台帳を
勝手に、閲覧したということが分かりました。

ちょっと、驚きました。
遅延と言っても1週間で
程度として、たまたま
図書館に行けなかったから
次の週に返却した程度の出来ごとです。
(生活もあるので、開き直りました。
 悪意を持っての遅延は、ダメですけどね。
 勿論、図書館の人は
 催促する権利があります。)

あと、引っ越してから3年たっていますが
初めての出来ごとでした。
子供の病気などで
図書館に行けなくて・・・ということも
何度かありましたから
延滞もあったはずです。
恐らく、図書館側も
担当者によって仕事の仕方が
異なるのでしょう。
色々な対応があって面白いと思っています。

流れとしては
遅延連絡の葉書を出したら
宛先不明で届かなかったそうです。
だから、住民基本台帳を閲覧して
新住所に改ざんしたとのことでした。

電話をしてきた図書館の方に
散々言われました。

なので、正直に
「新住所に訂正したと思ってました。
 まさか、勝手に住民基本台帳を
 勝手に閲覧されるなんて
 思ってもいませんでしたから。」
さらに続けて
「個人情報を、自分の知らないところで
 勝手に閲覧されるって
 すごく気分が悪いですね~。」
とも伝えました。

そろそろ、相手の威圧的な態度を
改めて欲しいと思い始めていた頃ですから。
もしかしたら、それが、その人の
普通なのかもしれませんが
だったら、尚更気分が悪いと
ハッキリと伝えても良いと思っています。

そして、タイミングをうかがいます。

相手の耳に届きそうな瞬間は・・・・

どうも、相手は
個人情報保護法や
自治体の法令に則って閲覧したと
自分を正当化するのがお好きなようです。
要は、お役所と一緒で
ルールで自分を守るタイプです。

私「私が知りたかったのは
  どうして、自分の個人情報が
  勝手に改ざんされたのかという
  理由です。
  でも、それは、よく分かりました。
  こちらが悪いのも、よく分かっています。
  でも、すごく腹が立っています。
  市役所の職員などは
  お役所仕事で腹が立つと
  言われていますよね。
  図書館も、私にしてみれば
  同じようなところなんですよ。
  だから余計に腹が立つんです。
  1週間の遅延で
  しかも1,2回電話が繋がらなかった程度で
  住民台帳を閲覧されると
  個人情報が、軽く見なされているように
  感じてしまいます。
  せめて、1ヶ月など猶予期間があれば
  悪質なケースかどうかも
  見極めがつくと思いますけどね。」

相手「無理です。
   早く連絡しなくてはなりません。
   すぐに、返却しなくては
   いけないものですから。」

私「そうですね。1ヶ月は長すぎますよね。
  では、何度も電話をかけて下さい。
  着信履歴が1回しかありませんでしたよ。」

ここからが、重要なポイントです。

個人情報の閲覧について
精神的苦痛に対する慰謝料1万円
弁護士代 5千円なんていう
裁判の事例もあるくらいです。

それが、図書館だからと言って
悪意も無い相手から
本人の許可も無く
勝手に個人情報を閲覧して
書きかえるというのは
ちょっと軽率すぎやしませんか?

一応、原則として
・本人の承諾を得てから閲覧すること
・犯罪捜査などに協力する場合などは
 本人の承諾は不要である
などなど
法律で、決まっています。

私「あと、さっきから聞いていて
  全て上から目線で非常に気分が悪いです。
  例えば『恐れ入りますが』などの
  相手を気に掛ける言葉があれば
  良かったと思います。
  それもあって、非常に気分が悪くなって
  腹を立てています。
  勿論、私が悪いのは分かりますが
  上から目線である必要は無いと思います。」

すると、謝罪の言葉が出てきました。

そして、業務を見直す旨の話がありました。

そこで、気になりましたが
図書館の人が、住民台帳を閲覧できる
図書館の規則って
一体、どんなものだったのでしょう?

見られて困るものでは無くても
不快を感じる人は多いと思います。

インターネットが普及することにより
犯罪に繋がりやすいという事実に注視して
個人情報の重さを感じて欲しいと思いました。

でも、職場に残っている女子が
お局と言われる理由も分かる気がします。
見て見ぬふり、知らぬ存ぜぬで
やり過ごしてきた結果
今の、自分自身がありますから
これ以上、堕落したらアカンと
喝を入れ始めるのです・・・・私だけか!?
これが、そのうちに「老婆心」と
呼ばれるようになることでしょう。

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