ブラックペッパー(黒子抄)

戸田ゼミコラムのアーカイブです。このコラムはすでに連載を終了されています。

カテゴリ: 1000回〜

私に求められている物が
見えてきそうです。

脱皮する直前にいるので
先輩方からすると
モドカシイかもしれませんが
現代社会の若い世代は
殆どの人が
「脱皮」が出来ることを
知らずに過ごしています。

脱皮をする瞬間を
成人式や卒業式
あるいは、入社式と
限定している方も多いのでは
ないでしょうか?

さて、皆さんは御存知でしょうか?
なんと、蛹の中身は液体です!!
虫達は、1度体液に戻り
その後、成虫へと形作られるのです。
非常に「リスク」の高い状態です。

蛹が危険に晒されても
液体のままでは
外に出られませんから。

体の中身が
一度、トロントロンの液体になって
生まれ変わる
そんなイメージですね。
まるでSFです。

そういえば
その時、虫達の意識は
どこにあるのかしら?

蛹の奥深く
中心部に存在していると
仮定して、ピラティスのレッスンに
使うことにします。

名付けて
蛹から抜け出る蝶の術
「AGEHA」です。

ピラティスは本当に奥が深く
毎回、驚くことの連続です。
エステでもあり
自然療法でもあり
エクササイズでもあり
癒しでもあり
スピリチュアルでもあり
そして、ステータスでもあると
感じて下さる方も
いらっしゃいます。
 
勿論、ピラティス以外でも
1つの場所に
向かっていきます。
人間の体は、方向性が同じで
横から縦に・・・・
ピン!と来た方いらっしゃいますね。

恥ずかしながら
私は、言われて直ぐにピンと
来ませんでした。
どんな物事でも
真っ直ぐに修正されるという
意味かしら?とモンモンとしました。
ピンと来なかった方
安心して下さい。

それでも、やっぱり
横から縦に流すと
気持ちが善い物ですね。

最近、操体法を知りました。

いえ、3年前に初めて知り
その後、ずっと忘れていました。

友人が操体法を行っていることすら
忘れていました。

それが、評判の整体院が
(数年前の段階で、電話予約で
 数週間待ちだと聞きました。)
看板に、操体法と書き添えていたことを
思い出しました。

私のピラティスのお客様の一人が
月に1度、評判の操体法を受けています。

自分のレッスンと
操体法が似ていると聞いたので
現在気になっています。
早速、図書館に予約します。

とはいえ、本当に良い健康法は
最終的に1つの場所に向かっています。

だから、ピラティスも
その「一つに過ぎない」という
ことなのでしょうね。

「1つに過ぎない」
つまり、確かなことという
確信でもあります。

私は、とても警戒心が強い人間ですが
自分が進みたいときに感じる
世の中が善くなっていく方法の
「1つに過ぎない」は
大切なヒントになっています。

現在、迷われていることがあって
背中を押して欲しい方は
参考になさって下さい。

但し、背中を押すのは
実は、自分です。
「1つに過ぎない」と
感じているのは、まぎれも無い
自分なのですから!

きちんと自分で決断できましたね。

名前が先行すると、教えられました。

講師業は、名前が勝手に歩き出すという意味で
例えば、自分の全く知らないところで
自分の名前が取り上げられたり
噂になったりします。

このことを意識する時期に来たようです。

恩師が、さりげなく
アドバイスして下さいました。

インストラクターが
他の先生のレッスンを受ける時の注意も
色々と教えて下さいます。

特に、価格について
応援してくれているのが
分かります。

まず、価格はパーソナルトレーニングを
基本価格として、設定します。

私が、ピラティスを楽しんで
お金を集めることが
二の次になっていることを
御存知の先生は
先「もっとねぇ、自分に高い値段を
  付けてもいいんだよ。。
  絶対に、5千円からは下げちゃダメよ。
  冗談抜きで
  本当にモチベーションに係るから
  良いトレーナーを目指すなら
  8千円でも
  全然、高くないから。」
はい!

良いトレーナーを目指して
勉強を続けると・・・
今回のアメリカのトレーニングも
帰国後の、講習会参加も
近所の先生のクラスへの参加も
ピラティス関連の本、DVD、CD
そして、健康や体、心に関する本も
かなり読んでいます。
家で、レッスンの練習もしています。

特に、アメリカのトレーニングは
現地で使う雑費を入れると
100万円近く、かかるのでは?と
感じています。

それだけのノウハウが凝縮されるのが
私自身になります。

勿論、まだまだ未熟者ですが
それでも、お客様が付いて下さいます。

そうですね。
現在、向上心の原動力として
1番役もたっているのは
自分の価値よりも
少し高めの価格設定です。

それも、地域の相場よりも
やや高い価格設定です。

自分の実力がダイレクトに分かり
問題点が一目瞭然になります。
精進するきっかけになります。

そればかりか、他のトレーナーの方との
摩擦も押さえてくれます。

価格設定は、名前が先行したときに
自分自身のイメージ作りにも
重要なようです。

本当に、良い勉強になりました。

値段交渉が大好きな方と
やりとりしていますが
こうした価格のメリットも伝わり
少しホッとしてきました。

お客様のことです。

新しく発足したサークルで
値段交渉の上手な方がいます。

私は、邱先生や、戸田先生のお蔭
そして、恩師のお蔭で
値段交渉に抵抗を感じずに済んでいます。

しかし、弱点だと感じています。

質の高いレッスンをしたいと思うと
それなりの対価が
集団に価値を生み出すことを
中日文化センターで
経験しているからです。

お客様に、高いお金を
支払っていただいているのは
トレーナーにとって
良い意味でプレッシャーになります。

もしも、レッスンに手を抜けば
お客様が価値をみつけられなくなり
辞めることが分かっていますから。

とにかく、そのプレッシャーたるものは
毎日精進する為の
原動力にもなりますし
指導力やレッスン内容向上の為の
講習会費用に充てることも出来ます。
また、資格維持費用も必要です。
損害保険もあれば安心です。

だから、値段交渉で
自分の提示した価格は
「安い」と、理解していただきました。

さて、価格交渉の内容です。

お医者様の御令嬢で
自称、人を動かすのが
とても上手だと
おっしゃる方が相手です。

価格交渉が、特に好きだと聞きました。

そんな方、相手に
まさか自分の価格提示が通り
さらに、互いにメリットがある
WinWinの関係だと
感じられたのは
まだまだ、新米の私にとっては
大きな一歩でした。

何しろ
相「先生は、お客様を集めるのは
  苦手でしょ?
  安くしないと
  お客さん来ないでしょ?」
と、交渉してきます。
日本人ばなれした交渉術だと
感服いたしました。

邱先生も、こういうタイプなのかしら?と
ふと、思いました。

ちなみに、私の返事は
私「無理に集めなくても
  どうしてもやりたい方は
  必ず、いらっしゃるので
  大丈夫ですよ。」
これも、日頃の精進から来る言葉です。

親子向けにも
レッスンを考えて欲しいと言われて
即座に、メニューを創り出したので
実力を認めて下さったようです。

ふぅ~、危なかったです・・・。

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